パンが好きな方!多いですよね!
なぜか食べたくなるその理由と影響を解説していきます
小麦粉と日本の歴史
現在、日本に流通している小麦粉の約99,9%は「輸入」されてきたものです
この理由からまず理解しておきたい事は「もともと日本人は小麦文化ではない」
ではなぜ現代の日本はここまで小麦に溢れているのでしょう
その答えは「第2次世界大戦」
昭和20年、大戦が終わり兵士の食事用として持ち込んでいた農産物が余り軍艦さえ倉庫替わりになっていた。
逆に日本は米(コメ)の大不作の年。
学童達の栄養失調が相次いでいたところUNRRA(国連救済復興期間)がGHQ(連合国軍総司令部)に学校給食の速やかな実施を進言
クラフォード大佐が実施に向け日本政府と何度も話し合いましたが当時の日本には学童に回す食糧が乏しく困っていたところ
米軍物資の脱脂粉乳を放出し東京、神奈川、千葉の小学生にミルクだけの給食が配られた(昭和21年)
昭和22年 LARA(アジア救済委員会)に救済され」全国6大都市に脱脂粉乳と副食という補完給食が始まる
昭和24年ユニセフの援助を受け昭和25年ガリオア(占領地域救済基金)による「米国小麦・脱脂粉乳」の放出を受け完全給食の実施しようと計画
国の補助や日本学校給食会などにより完全給食(パン給食)が始まりました
これが日本の給食の始まりで、この時PL480法案(余剰農産物処理法案)により日本はアメリカから小麦粉(4年で18万5000トン)の買い付けの協定を結びました
結果、4年で終わらずずっと続くことになるとは・・・
ちょっと社会の授業みたいになってしまいました。
その後アメリカから当時の金で6840万円を受け取りバスを改造したキッチンカーで全国へ「パンを食べましょう」のキャンペーンを行いました
そして林髞という小説家であり大学の教授を使い「米を食べるとバカになる」なんて宣伝
米食低能論を執筆、瞬く間にベストセラー
全国食生活改善委員会はアメリカから3882万円受け取り全国で製パン技術講習会を開催
民間大型パン工場が相次いで設立されパンの大量供給体制が整いました
アメリカの計画通り日本は動いていき
アメリカの余剰農産物を使い日本の食の市場を獲得していきました
余ったものをお金に変える無限資金戦略が確立されました
こうして日本のパン文化が根付いていきました
小麦粉が体に与える影響
慢性的な不調
小麦はすぐに現れにくく徐々に蝕んでいきます
長年食べ続けていて、特にこれといったダメージを感じない、という人がほとんどです
慢性的な便秘や下痢などのお腹の不調をはじめ
最近頑張りが利かない、十分寝ているはずなのに寝起きが悪い
日中も頭がすっきりしなくて頭の回転が遅い、など心当たりがある人は要注意
グルテンは免疫力や栄養吸収に関わる小腸を傷つけて不調の元になる炎症を起こします
小腸の炎症
小腸が炎症を起こすと栄養(なかでもタンパク質)を吸収しにくくなる
体はタンパク質でできているため太りやすくなり、肌が荒れ、イライラしやすくなります
サプリやいろんな健康法を試すよりもまずは腸の炎症を取り除くことが最優先
腸が疲弊していると栄養を吸収できないので飲んでいるサプリはただ消化されるだけです
白髪が増える
パンが好きな方は高確率で白髪が多い
お客様をカウンセリングしていてかなりの確率でリンクします
これには理由があり小麦に含まれるグルテン
グルテンは体内の水分量を奪う働きがあります
血液がドロドロになり頭皮の毛細血管まで血が運ばれにくくなります
すると代謝が落ち抜け毛の増加、白髪の増加に繋がります
白髪は生え方により原因が変わってきます
頭頂部分け目付近や後頭部にまだらに出てくる白髪は小麦が原因の血流不足であることが多いです
なので小麦をやめることで白髪が改善していくお客様も多く見てきました
コーヒー、砂糖と同様の依存性
小麦や砂糖などは麻薬に匹敵するほどの依存性があります
麻薬のような顕在的な依存ではなく潜在的な依存なので知らず知らずのうちに
食べたい欲が支配していきます。そして食品なので罪悪感がありません
何気なく食べている、パン、うどん、お菓子、パスタ、カレールーなど今の食生活と小麦は
切っても切り離せない状態です
その中でも、焼きたてのパン屋さんの前を通った時、など自然と足が向かってませんか?
それが依存症です。
グルテン過敏症
慢性的な体の不調に悩む多くの方が
「グルテン過敏症」や「グルテン不耐症」の疑いがあります
正常な人の場合、小腸の粘膜の細胞は適度につながっていて
必要な栄養素だけを取り込み、不要な毒素や細菌はブロックする
グルテン過敏症や不耐症の人の場合、グルテンをとると小腸の粘膜の細胞間が緩むため、毒素が入り込んで、炎症を起こしてしまいます
これが慢性的な不調の原因です。
小腸という必要な栄養を取り込む臓器のトラブルだけに、さまざまな不調につながる。
片頭痛やPMS(月経前症候群)、自己免疫疾患のリウマチや橋本病もグルテンによるダメージが一因になっている
グルテンフリー生活がおすすめ
生活の中から小麦粉を抜くだけ
目安としては
リセット
3週間完全に抜く体質改善
4ヶ月完全に抜く免疫キープ
週6日完全に抜く
まずはリセットがオススメです
人間21日間継続で習慣化されるようになってるのでそれ以降はキツくないです
私、ラーメンが好きなんですけど(ひどいと3食ラーメンの日もありました)
グルテンフリー生活を3週間チャレンジした感想としては
1週間目:ラーメン食べたい欲が爆発しそうで仕事中もラーメンの事で頭いっぱい
2週間目:欲が減少してきた。体重が減って頭の回転が早くなる。(冴える感覚)
3週間目:ラーメン食べるのが怖いとまで思えてきた。欲消える。痩せる
3週間チャレンジが終わりラーメンを食べたときの体の反応を知るために
行きつけのラーメン屋に。完食できず。美味しく感じなかった。
翌朝、全身のだるさに襲われました。
コンビニのパンでは今まで体の変化は起こりましたがラーメンでは初めてでした
体が拒否反応を示し疲れやすくなりました
それからは前ほどラーメン欲は消えより自分の体の変化に気づけるようになった
ただたまに食べたくなるのは依存症だからだと思います
今では完全グルテンフリーではなく週6日グルテンフリー、休日はチートデイにしてます
それでも1,5ヶ月で5,5キロ体重が減り続け腰回りにくびれができてきました
もちろん運動や筋トレ、ウォーキングもしてません
体の調子も良く、疲れにくくなり、朝の目覚めもいいです
週6日なので特に我慢してる感覚もなくストレスフリーで健康になってます
お菓子やパンが好きな方は、私以上に大変だと思いますので
まずは3日!!
それから6日
そこから3週間→4ヶ月とチャレンジしてみてください
きっと体の変化に驚く事でしょう