食育

ゼロカロリーでは痩せない

今日のテーマ

ここ100年で6倍に増えた果糖とは?

果糖を見抜き避ける方法

色々な食事法やダイエット法が世の中に溢れている中、唯一共通していることがあります

それは

カロリー神話

ゼロカロリー飲料やゼリー、カロリー制限ダイエットなど

”カロリーの摂取を減らせば痩せられるという話は間違っている”ということはご存知ですか

カロリーは質ではなく数字化可能な量

・どの食べ物から食べても同じ働きをする

・摂取するカロリー量よりも消費するカロリーが上回れば痩せていく

など間違った知識が根付いてしまっている

例えば

クッキー1枚を食べた場合そのカロリーを消費するにはジョギングが20分必要

ビッグマックを食べた場合自転車を4時間漕ぐ必要があります

でもこんなことしなくても痩せている方いますよね?

肥満とは余剰カロリーだけで決まっているわけではありません

そしてどんなものを食べてもカロリーが同じ働きをするわけではありません

トランス脂肪酸がたっぷりのマーガリンと

オメガ3脂肪酸をたっぷり含んだ魚

同じカロリー量を摂取しても体に与える影響は同じでしょうか?

抗炎症作用を持ついい脂質もあれば心臓病、脂肪肝などの原因にもなる脂質もあります

糖分で言えば

でんぷん  これはブドウ糖でできていてあまり甘くなく細胞のエネルギー源になる糖分

砂糖  いろんな種類があるが最も危険なものは果糖

果糖(人工甘味料)とは糖類中で最強の甘みを持つ糖です

砂糖の主成分はショ糖でこれも果糖分子を含んでいるので危険です

ですので白砂糖はできるだけ避けましょう

そして次に異性化糖

これはトウモロコシが原料でよく目にするのはコーンシロップ

成分表示には果糖とはなかなか書かれておらず日本では40種類ほどに名前を変えて使われています

果糖は配合量により若干名前が変わります

50%未満  ブドウ糖果糖液糖

50%〜90%  果糖ブドウ糖液糖

90%〜   高果糖液糖

この辺はあまり覚えなくてもいいですが簡単にいうとエネルギーに変わる糖がブドウ糖

体の害になる糖は果糖

50%未満の比較的、害が少なめな糖分はブドウ糖の名前が先に来ています

成分表示を見ても何が悪で何が体に良いのか分かりずらいのでともに勉強し家族の体を守っていきましょう

特に子供を守れるのは医者ではなく親ですからね

昔と今の食べ物の変化

昔と今では食べるものの質と量が変化して来ています

昔と比べ多く食べる物もあれば減った物もあります

その変化により肥満の世界的大流行の加速の原因があります

その原因として考えられているのが果糖です

肥満率が上がっていく一方タンパク質と脂質の合計摂取量はほぼ一定の横ばいです

それに比べ果糖の摂取量は右肩上がり

子供に至っては総摂取カロリーの15%は果糖と言われています

果糖はここ100年の間になんと6倍もの増加率を見せています

その背景には加工食品の増加が挙げられます

調理いらず、手間いらず、温めるだけ、消費期限が長い、美味しい、安い

これら全て加工品です

加工品とは成分表示につらつらと書かれているものです

魚や肉みたいに産地+肉や野菜、魚といったシンプルなものほど体の糧になってくれます

隠された果糖を見抜き避ける食事方

世に溢れている糖分

なかなか避ける事は難しいのではないか?  そんな事はありません。

果糖を見抜く方法は商品の成分表示を見て以下のものが書かれていたら避けましょう

    アスパルテーム
    ネオテーム
    スクラロース
    アセスルファムカリウム
    サッカリン

・アスパルテーム1965年に胃潰瘍の薬を作る過程で偶然発見され、日本ではパルスイートが代表的なもの

・ネオテームアスパルテームに似ているが熱に強く有害な化学物質。ジメチルブチルアルデヒトを含む。日本では2007年から流通

・スクラロース1976年に開発。砂糖に近い自然な甘みが特徴。熱に強く焼き菓子などに多く使われる。体内で消化、吸収されない

・アセスルファムカリウム1967年ドイツの製薬会社で偶然発見。他の人工甘味料と組み合わせ甘さの維持に使われル事が多い。発がん性物質の塩化メチレンを含む

・サッカリン1879年世界最古の人工甘味料で木材や鉄器の防腐塗料で知られるコールタールの研究中に偶然発見。発がん性が指摘され現在では使用が減少している

この5つは覚えていただきたいです

そしてどれも化学物質であり、食品以外の研究中に偶然発見されたものばかり

食品の研究ではないですよ?そんなものが体内に入るだけで恐ろしく害があるのは明白

これから健康的に痩せたい方は何を摂取するかよりも何を食べないようにするかが健康に痩せるポイントです

太る!?白髪!? 愛してやまない小麦粉の本当の姿を探る

↑甘味料と密接な関係のこちらもぜひご覧下さい

 

よくあるカロリー0のダイエット甘味料

これはカロリーを増やさずに甘味を与え問題の果糖を取り除くことができる!?

答えはNO!!です。これには落とし穴があって

砂糖をダイエット甘味料に置き換えた飲料水を肥満した被験者に与えて、体重減少に貢献した研究はただの1つもない

という論文も発表されてます

ダイエット甘味料=人工甘味料です

次に人工甘味料が与える影響について書きます

1、ダイエット甘味料が体に与える影響がまったくわかってない

長期的な摂取をし体重、体脂肪、新陳代謝に影響を与えるかは謎のまま

2、脳に与える影響も謎のまま

人工甘味料は脳を錯覚させることで甘みを感じさせています

3、腸内細菌の構成を変えてしまう可能性がある

炎症が起きやすくなり内臓脂肪の貯蔵が進む

4、糖分への依存を高める可能性がある

白砂糖の場合はドーパミン受容体の感度が下がり、次に同じ効果を得るためにより多くの糖分をとらなければならなくなり砂糖中毒になる

人工甘味料によって砂糖をとっていないのに砂糖中毒になってしまう

というのが最も恐ろしいことです。

砂糖は麻薬と言っている医者もいるくらいですからね!

人工甘味料の罠にかからないようにしていきましょう!

 

 

 

 

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